
POPLAR LIVE
過去のライブ 2013

2013. 04. 12
ポプラライブ
東京さぬき倶楽部 (麻布十番)
出演 <Vocal> ポプラ、<Piano> 森丘ヒロキ
音響:㈱KIM/協力:㈱エルエムプランニング
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ライブを終えて…
春は、寒い冬を耐え忍んだ新しい息吹で満ちている。輝いた希望と喜び。花たちは、一斉に咲き私たちに、たくさんの無条件の愛を与えてくれる。本当に美しい季節。でも春の夕暮れは、又秋とは違う、ある種特別の寂しさがあるように思う。この季節に、いつも思い出す歌”花の街”、作曲・團伊玖磨、作詞・江間章子。中学の時、歌の本にのっていて、音楽の先生が最初に歌って下さり、一度で好きになった。まだ、子供だったけれど、ひとつひとつの言葉が、心というか私の魂に深く響いたのを覚えている。”七色の谷をこえて、ながれていく風のリボン、輪になって輪になって、かけて行ったよ、春よ春よとかけていったよ。美しい海を見たよ、あふれていた花の街よ、輪になって、輪になって踊っていたよ、春よ春よと踊っていたよ。すみれ色してた窓で泣いていたよ、街の角で、輪になって輪になって春の夕暮れ、一人寂しく泣いていたよ”本当に美しい詩だと思う。この短い詩の中に人生のたくさんのことがつまっている気がするのですが、まだ幼かった日に、人生で体験するであろう、いろんなことを私の心は、感じていたのでしょうか?江間章子さんという名前も、田舎で育った私には、とても珍しく、よく覚えている。今回ライブでも歌わせていただいた。又、この間、凄くきれいな三日月を見て”糸三日月”の歌を思い出した。小森昭宏先生の曲で、金子静江さんの詞。”茜色の夕焼けの空、切り紙の絵のように刻まれているお月様、糸三日月、白く光る、願い事をすれば、いつか叶うと教えてくれたの、お母さん。藍染めの、夜更けの空、いつのまにかひっそりと丸くなっているお月様、十五夜の月、銀色に光る、願い事はもう、いつかみんな忘れてしまったの、お母さん” この歌を、初めて歌った時、”お母さん”のところで言葉が詰まって、リハの時、皆さんにご迷惑をかけたのをおぼえています。この詞の主人公のことに、おもいを馳せずにはいられません。子供のころ、お母さんが、お月様をみて御願いすれば、願い事は、叶うのよとおしえてくれた、そして時がすぎ、人生の真っ只中にいきて、もう夢を描く事さえ忘れてしまった。お月さまをみて、胸が痛くなるような思い。”願い事はもう、いつかみんなわすれたしまったの、お母さん”(すごく、悲しいな!と思うと同時によく解かる!と思う私)、優しかったお母様を思い出す。私、きょうは、哲学のライオンになってしまいました。(工藤直子さんの詩、岸田今日子さんがおすきな詩でした)哲学をしてしまいました。詞とメロディで無限の想像力をつかって1曲のドラマがうまれます。歌う人の解釈、人生、愛で世界がうまれていきます。皆さんも自分の人生を歌ってみてください。歌は素敵です。歌うことは、ひとつの曲に自分の命を宿します。貴方だけの歌、です。たまにでも、どうぞ何かすきな歌を心こめて歌ってみてください。(誰も聞いていなくても、お客様がいなくても)新しい世界が、きっとそこにあります。歌い手人生のほとんどを英語の歌で音楽を探求してきた私ですが、日本語は、美しいと思います。私の場合、英語で歌うことで、言葉を大切に理解することを学んできたかもしれません。そして今、日本語のことも、よく理解できるようになった気がします。
♪poplar(ポプラ)♪





